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MamaAnne

腕部

腕の概要

MA_Arm_overview.jpg

MA_IV_ports.svg IV ポート

MA_Blood_pressure.svg 血圧測定部位

MA_Intramuscular_injection.svg 筋肉注射

MA_dot_orange.jpg 骨髄内注射

肘のロック

患者シミュレータの肘をロックすることで、四つ這いの姿勢にしたときの安定性を高めることができます。

  1. 肘関節のロックが解除され、肘が自由に動くことを確認します。

  2. 肘を希望の位置まで曲げます。

  3. 肘関節ロックを 90 度回して肘をロックします。

血圧計カフの取り付け

  1. 腕に血圧カフを取り付けます。

  2. カフから出ている白色のコネクタを患者シミュレータの上腕裏面から出ている白色のコネクタに接続します。

    MA_BP_cuff_setup.jpg

注記

  • 完全な血圧測定、操作情報、およびキャリブレーション手順については、LLEAP ヘルプファイルを参照してください。

  • MamaAnne に付属の血圧計カフ専用です。

IV アーム

MamaAnne腕はポート済みの両側の橈骨および前肘部 IV ポートをあらかじめ 2 ポート備えています。両腕とも、薬物や輸液の IV 投与の訓練をサポートします。

静脈内 (IV) のセットアップ

IV カニューレ挿入を行うことができます。

IV 投与薬のシミュレーションには精製水 (蒸留水) を必ずお使いください。これにより、システムが詰まるのを防ぐことができます。

ドレーンバッグの接続

IV 液体システムはオープンシステムです。輸液などの液体は投与と同時に排出されます。

IV オーバーフローチューブとリザーバーバッグを患者シミュレータの腕部の下にある IV 液体ドレーンポートに接続します。

余分な液体は、シミュレーション中にリザーバーバッグに排出されます。

MA_Arm_IV_drain_bag_on.jpg

白いポートは BP カフ用、黒いポートはIVドレーンバッグ用です。

シリコンドレッシングによる IV の準備

IV ドレッシングの密着性を高めるため、シリコンドレッシングベースを腕部のスキンに置きます。

  1. ドレッシングを置きます。

  2. 接着剤をはがします。

  3. IV カニューレを挿入します。

  4. チューブ (ルアーロック) をカニューレとドレーンバッグに接続します。

  5. IV 注射部をテープで固定します。

MA_Arm_IV_dressing_base.jpg

注記

  • シリコンドレッシングベースは繰り返し使用でき、使用するたびに交換する必要はありません。

  • IV 点滴を設定して、カニューレに液体を投与することができます。

筋肉内 (IM) 注射

筋肉内 (IM) 注射は両腕の三角筋および右太ももでシミュレーションが可能です。

注記

  • 腕部 IM パッドは最大 10 ml の体液を吸収します。

  • 骨盤 IM パッドは、最大 15 ml の液体を吸収します。

  • パッドの乾燥または交換については、 Maintaining IM Pads & Sheets.

骨内 (腕部 IO)

上腕骨で穿刺による IO シミュレーションが可能です。

注意

  • 誤って大型デバイスを使用すると、IO 骨や内部構成品が破損するおそれがあります。小さいサイズが推奨されます。

  • 液体排水口が備わった純正品の IO モジュールがない限り、パッドに液体を注入しないでください。

注記

  • IO 骨が穿刺前または未使用であることを確認してください。

  • IO 骨を修復および交換するには、腕部 IO 骨の交換をご覧ください。