クリーニング
全般
患者シミュレータの一般的なケア
使用前に手を洗い、患者シミュレータを清潔な面に置きます。
シミュレーションシナリオ中は手袋をご使用ください。マネキンが変色する場合があるので、色つきのゴム手袋は使用しないようにしてください。
トレーニングセッションで液体を使用した場合は、トレーニングセッション終了後、直ちに液体を排出してください。
水と低刺激な石鹸、または 60～70% のイソプロパノールかエタノールで外部を洗浄します。
使用しないときは、患者シミュレータにカバーをかけ、平らに寝かせてください。
特定のコンポーネントのケアとメンテナンスの詳細については、メンテナンスセクションをご覧ください。
警告
シリコンスキンを可燃性の化学薬品で洗浄すると、火花や火災が発生する可能性があります。
注意
洗浄前には、通信ライン、電源コンセント、あらゆる電源から本製品のプラグを抜いてください。
液体またはエアロゾルクリーナーを使用しないでください。
カビが発生したり汚れが落ちなくなったりするため、リザーバーバッグまたはシミュレータには食品ベースの製品を使用しないでください。
フェルトペン、インクペン、アセトン、ヨード、その他染色性薬剤を患者シミュレータの近くで使用しないでください。患者シミュレータを新聞紙や色のついた紙の上に置かないよう注意してください。汚れが取れなくなる場合があります。
気道は洗浄や消毒はできません。
カツラの手入れとメンテナンス
カツラをブラッシングする際には、カツラ専用のくしとブラシを使用してください。くし通りをよくするには、潤滑剤としてカツラ用スプレーを使用します。
洗いすぎに注意してください。カツラの寿命が短くなります。
目の粗いくしで髪のもつれをほぐします。
カツラを冷水に 5 分間つけます。
カツラ用ブラシを使用して、合成繊維製カツラ用シャンプーを直接髪に塗布します。一方向にとかすようにしてください。洗浄した後は、合成繊維製カツラ用シャンプーと同様に、もつれた髪をほぐすクリームタイプのカツラ用コンディショナーを塗布します。
流水ですすぎます。
タオルで余分な水分を拭き取ったら、スタンドやラックに置いて空気乾燥させます。
注記
合成繊維製カツラ用シャンプーのみを使用してください。
カツラを絞ったりねじったりしないでください。繊維を損傷する恐れがあります。
ドライヤーやその他の電化製品を使用して乾燥させないでください。
毛先がゴム製以外のくし/ブラシは使用しないでください。カツラの繊維を損傷したり、頭部スキンを損傷する原因となります。ヘアスプレーなどのヘアケア製品を使用しないでください。繊維を損傷する恐れがあります。